風の力で目詰まりを防止 「スイパー」の働き
長い間、防水層については改良が加えられてきましたが、ルーフドレンについては掃除をすることが大切である、と言われ続けてきただけでした。
しかし、実際には点検が難しく見過ごされがちです。その結果、時には数十トンもの水がたまる場合もありますが、多くの場合はそれに気づかず、被害が起こって初めて気づくことも少なくありません。
屋上に溜まった水によって防水層が剥がされ、中の合成繊維のフェルトが露出したり、割れたりします。雪解け水が溜まり、すが漏りなどをおこし、建物の寿命に大きな影響をあたえます。
ルーフドレン掃除機「スイパー」は風の力でドレンを掃除し、ドレンの目詰まりを防止し、屋上に水が溜まる危険から建物を守ります。
施工例
8階建てマンションの実例
■平成16年…屋上に25トンの水が… | ■平成20年の現状 | |
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ドレンのつまりで水が溜まった状態。 このままでは漏水の危険が… 水を抜いて、スイパーを取り付ける。 |
スイパーを取り付けてから4年間、つねに乾燥状態なので、ゴミが風で飛ばされ、掃除をしなくてもこのようにきれいな状態。 | |
■屋根には63トンの水 | ■スイパー設置後 | |
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建物に余分な荷重がかかって、防水のイタミが早くなります。その結果。漏水などを起こし、建物の寿命を短くしてしまいます。
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スイパー取り付け後、水はドレンを通して排水され、たまっていません。 |